雨が少なく、平地も少ない尾道市は稲作には適さない場所です。その代わり無人島を使っての柑橘栽培など、この地域独特の農業が行われています。雨が少なく晴天が多く割合温暖であるというこの気候を活かし、狭い土地でも大きな収入が望める作物がこの地域の農家に人気です。
例えば、雨が当たると皮などに傷が付きいたみやすいものはこの瀬戸内で作れば品質の良いもになります。その為に、いちじく、もも、デラウェア、串柿、すいか、葉たばこ、きぬさやえんどう、などの作物について尾道市はどれも全国トップクラス、あるいは県内1位の生産量で品質にも定評があります。また雨に強いネギではなく、ワケギの生産が日本一というのもこの気候を考えた結果でしょう。また、果物の多くは水をあまり与えない方が美味しいものができます。実が水分を多く吸収するとその味が薄まり、糖度が下がってしまうからです。さらに日射量も重要です。多くの果物は日光が当たることで色つやがよくなり、光合成によって糖度のアップも期待できるからです。
とくに尾道市が全国一の生産量を誇るレモンやネーブルオレンジ、県内で生産量1位となっている八朔、デコポン、みかんなどの柑橘類は、この瀬戸内式の気候が大きな恩恵を与えていると思います。他にも畳表の材料である藺草を栽培、これは特産品の備後表をつくるためのもので商都として商品作物の開発を昔からしてきたことが伺えます。
平地は少ない。だけど住みたい。
尾道の風景は情感をかき立てます。
文学碑を見ながら歩く遊歩道です。
土地の持っている霊力をゲニウスロキと申します。
しまなみ海道、一度は通過してみたい道です。
尾道には古くからあったラインと新しいラインとがあります。
瀬戸内式気候を活かした農作物は商品価値が高いのです。